CRM80整備日記 第一段階
1999/11/03 CRM80がうちにやってきた。うちにとって4台目のバイクとなりました。メーターは13300Km。
しかし、その車体と言えば、まずフレームは赤これはまあいいとして。フェンダーは白(フレームが赤のCRMって外装の類いは全て赤なんです)、タンクも白(このあたりはCRM50の物と思われる)。フレームの刻印も、なぜか、あるはずのない番号。そんなこんなで、パーツカタログの写真を見ながら、なんとか判断して(未だに解らない)きっとCRM80Lということにしております。ますますもって怪しい車両なんです。 そして、パーツを頼みました。 11/23 キャブレターの掃除をする。ガソリンが腐りきっていて、例えようもない素晴らしい臭いが漂う。中身も、なんだか苔が生えたように緑になっていた。とにかく、パーツクリーナーのスプレーの勢いにまかせて洗い落とす! フロントのブレーキパッドの交換。これもなっかなか外れず、がんがん金槌で叩いて外す。 ガソリンタンクの中も物凄そうだったので、見てみるが、ほとんど蒸発していて助かる。で、ガソリンを捨て、ガソリンチューブを交換しなければならないくらい、柔になっていたので、バイク屋さんに行く。そう、頼んで、到着したパーツの中に、ガソリンチューブは入ってなかったのである。受注生産らしい。とにかく店の親父に泣きつく。すると、店の工具箱から数本出してくれた。おー!さすがバイク屋!この辺から、この店の親父は無理を聞いてくれる、とてもいい店となっていくのである。そうそう、タンク固定のボルトが一つ無かった。 店の帰り道に、1リットルのポリタンクにガソリンを買っていく(本当はやっちゃいけませんが)。 すべて装着して、ガソリンも入れて、キックしまくるが、エンジンはかからなかった。(泣) 11/28 とにかく、プラグの交換をしてみる。そこで、はたと気付く!ガソリンチューブの取り付けが間違っていたのだった!そして、キックすると、あっさりエンジンがかかったのでありました。(今でもRESとONが逆になっております)前もって取っておいたナンバープレートも取り付けて、とうとう公道デビューしたのでした。しかし、キーシリンダーの基台がおかしくなっており、ハンドルロックが効かず、U字ロックをするはめになったのでした。 12/01 部品到着 12/12 別のバイクの、オイル交換とチェーン引き。15日にもチェーンオイルさした。 2000/01/01 元旦早々、2000年問題(そういやあ、こんな事もあったっけ)で会社に泊まり込まされ、「とにかく何をしててもいい、会社の中を漁らないのなら、なかで焼肉でもなんでもしててくれ、ただし、2000年問題がおきた時に、人数いすぎると困るけど〜」などと言われ、さらに「オフロード車でくるなら、なにが起きても動けるな」と言う訳の解らない安心付きで、各地で仕事をしている他の社員と連絡を取り合いながら、ゆく年くる年の除夜の鐘を聞きながら、なぜかリアのブレーキシューを交換したのでありました。チェーン引きもついでにやっとく。ちなみにメーターは13440Km。年明けから妙な感じでした。 01/05 仕事始めで通勤中になぜか、サイドミラーが自分の横をふんわりと飛んでいった。いや、ほんとに慌てたね、ふ〜んわりと視界を通過するサイドミラーには。慌てて取りに戻る、幸か不幸か車には轢かれていなかったのだが、修復不可能。とりあえず、ミラーを鞄に仕舞い、レース気分で走って会社まで行った。やっぱり、ミラーアームが曲がってしまうのは、耐久性に欠けるね。帰りはガムテープを巻き付けて、ゆ〜っくり帰りました。夜だったのでヒヤヒヤでした。 ま、そんなこんなで、通勤にも使えるようになりました。 |