塀に穴を開けたポスト
塀・壁、そうねぇ、石、コンクリート、ブロック塀の一部をくり貫いて作ったポスト状のもの。
入れ口に蓋がついており、取り出し口側にも受け箱と蓋がついているものが大勢で、ぱっと見「
蓋が正面にあり、内側に折れるポスト
」だと思う様なものがある事。
確かに入れ方に大差はないのだが、内部構造に決定的な違いがある。箱をそのまま埋め込んだわけではない、入れ口に枠ををつけ取り出し口側も枠を付けただけなので内部はコンクリ、石の類が剥き出し。いくら滑らかに仕上げたつもりでもその突起の付き方が妙に気になってしょうがない。摩擦抵抗が大きいのである。
普通は気にならないかもしれないが、意識してしまうと妙に気になってしょうがない。
雨に多少でも濡れてしまった新聞を入れるにはオッカナイのである。そういう突起物で擦れて破けてしまうかもしれない…少なくとも内部をプラスチックかステンレス板なんか張付け処理してもらいたいようなポスト。
空けた穴の大きさ、塀の厚みによってその容積と入れ易さが思い切り左右されるポストでもある。また、ただ真横にくり貫いただけではなく入れ口から取り出し口へ下に向かって斜に作られていて、奥行きが結構有る場合が多い。
h-1
L3
縦二つ折り-d2かd4
三つ折り-d2かd4
四つ折り-d2かd4
ただ壁に穴があるだけ。
見事に塀に穴を空けただけの単純明快なもの。だから正面に枠も蓋も無いし、裏側に受け止めるものなんか何にも無い。この場合だけは新聞と塀の摩擦が重要になってくる。摩擦で新聞を留めておかねばならない、または広がるような形に折って(曲げて)新聞を枠一杯に止めておくようにしなければならない。
当然雨の日は新聞は袋詰めである。
h-2
L3
縦二つ折り-d2かd4
三つ折り-d2かd4
四つ折り-d2かd4
壁に穴を開け内側に折れる蓋がついている。
裏に受け箱がある。
h-1が発展したような形。アパート系ドアポストにも似た形。この枠には内側に折れる蓋がついているが、あまり中まで押し込む事を憚るのである。こういうポストだと取り出し口側が勢いが付いて突き抜ける可能性があるほど「疲労」している可能性が高い。現に、サンプル写真のポストは裏側を「ビニル袋」で受け止める形になっている。幅がギリギリ
L3
あるが横二つ折りで入れた事はない。
中には入れ口の高さも幅もあるものがあるが、中まで押し込めなければ雨の日は袋詰め。
h-3
L2
デフォルト-d2
横二つ折り-d1
三つ折り-d3
四つ折り-d3
壁に穴を開け内側に折れる蓋がついている。
裏に受け箱がある。
一見a-3のNational サインポストだが、冒頭の通り内部がコンクリ剥き出しの為雨の日は要注意である。それでも雨が降っていない(新聞が濡れる心配が無い場合)はa-3と入れ方が変わる事はない。
前のページ
|
ポストの話しへ
|
次のページ
総合へ