折り込み作業

新聞に広告や増刷(増頁、別刷とも言う)を挟み込む作業を
折り込み作業(または単に折込
と言います。
その一連の流れをここで見て頂こうかと。
これもデジタルビデオカメラがあればいいんですけどね、私持っていませんので。

月曜日の模様です。
読売新聞では月曜日に「ぴーぷる」と言う増刷(月曜版)が入るので
月曜日でも折り込み作業があります。
(広告が厚い時の折り込み作業は殺気が立っていて写真なんか撮れたものではない)
 
折り込み作業の神器、指サック。
折り込み作業は指のグリップが命です。
ちなみに、左手親指のサックは新聞の見出しに常に当たる、
つまりインクが一番濃いところに当たっているので
汚れるのが一番早いとの事。
 
梱包されている新聞。
これに折込物を折り込むというわけ。
 

では、作業をば。
 
左は新聞を左手でつかんで少し持ち上げて折込物を折り込みやすくしているところ、
右は折り込み作業フォーメーションのイメージ。
 
 
実際に折り込み作業をしているところ。
これは人によって微妙にやり方が違っています。亜流が多そう。
(そもそも正統・本流なんてモノが存在するのかどうかが疑問だが)
左は折り込みが終わった新聞をつかんだまま次の新聞に折り込むと言う方法、
右は折り込みが終わった新聞を左側にどんどん落していって逐次一部ずつ折り込むと言う方法。
 
左利きの人はどうやっているのでしょうか?
或る経験者の方(左利きだそうな)からmailを頂きまして、
その方によりますと「右から折込を入れる事に変わりはなかった」だそうです。
ちなみに「つかんだまま次の作業を続ける」だったそうな。
 

ある程度折り込んだらきれいに揃える作業に入ります。
1:まず横方向。下にドンとひと叩き。
 
2:ずあっ!と前方に広げたかと思ったら・・・
 
3:広がり過ぎる前に止めて持ち上げる。
出っ張った中身をパンパンと軽く叩いて押し込む。
そして1:に戻る。
これを2回。
 
4:横から縦に持ち替える。
 
5:縦方向もずあっ!と広げて戻すと言う行程を踏む。
これは1回。
 
6:そして出っ張った中身をきれいに押し込んで横に積んでいく。
 

作業が進むとどんどん新聞は積まれていく・・・
区域毎に分けて積まれていますからあとはバイクなり自転車に積むだけ。
 

実は!
私はこの折り込み作業を滅多な事ではやりません、やる必要がないのです。
専業の方々が全てやってくれてしまうので。
新聞配達をはじめてこのかた3回しかやった事がありません。
私は、本当に新聞配達のみに特化された人間なのです。
こういう店は結構珍しいのかなぁ?
しかし「やっても構わんぞ」とは言われています。

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