1998年1月1日
木曜日 晴
さて、当日。
前日までに用意された折込を新聞に折り込みます。
とてもではありませんが普段のような軽快な折り込み作業とは行きません。
使える人間を総動員して作業に当ります。
そんな訳で、普段朝刊時には出てこない店長も出動。
転送用に梱包を担当。
(左)転送用梱包は店の外まで積まれていきます。1梱包20部、去年と比べると若干薄い感じです。
(右)区域毎に折込済みの新聞が積まれております。
(左)ワタシのまず最初に配る区域の本紙全部。全部で173部。
床にまで置かなければならないほど場所が無くなるのです。
(右)取り敢えずこんなもんだろうと積んだのが本紙56部と、本紙56部配る間に配る諸紙。
私は前籠には新聞を入れたがらないのであんまり積んでありません。
また、大量に積んでは動きが悪くなるので全体でもそんなに積まないのです。
大量に積んでゆっくり配るか、少数積んで機敏に動き、何度か店と現場を往復するか、
どっちを選べと言われれば私は後者を選びます。
これが当日の本紙の内容。
第一部から第六部までの6部構成に広告折込が4回戦分。
※1回戦とは折込の機械が1度に組める分量を指す
そんな厚い新聞をどういう風に配ってきたか。
私は配達にカメラを持っていき、撮影してきました。
そう、私は目的の為には手段を選ばないのです。
これでカメラのレンズを壊しました(T-T)
まずはマンションの集合ポスト。
折って入れると言うのは無理ですからそのまま挿してきました。
アパートに於いての一例。
(左)ノブがL型だと縦2つに折って挟んできてしまいました。
ポストに挿して挿せない事はないのですが手間の掛からない方を一瞬で判断した結果がこれ。
(右)ノブが回転式、窓の格子も無い時は無理矢理ポストに挿す。
この場合、新聞の「背」では無い方を突っ込みます。
多少薄いので(折込のばらつきとかで)挿す事が出来るのです。
ポストにどうにかしてきてしまう例。
(左)新聞の幅さえあって蓋が折りたたまる型のポストには挿して来る。
(右)そうは行かないポストの場合、裏に回れる時は裏に入れて来る。
どうにもならなければ、建設屋や電気屋がカレンダーを挿すようにさしてきます。
ポストがままならない、またはポストより手前に手頃なところがあった場合。
(左)ポストに挿せるのですが、玄関寄りである、ポストより手前だったと言う事でここに挟みました。
(右)どうしようもない場合は、読者が気がつきやすくポストに近いところを探して挟んできます。
もちろん、1軒1軒丁寧にやっていけばポストに押し込めない事も無いのですが(中身を分離して3部を入れるようにするとか)
そんなじっくりやっていては時間が掛かり過ぎるのです。
そういう事で容赦ない配達となってしまいます。
当日本紙423部(休みを除く)、諸紙61部を配り、掛かった時間は3時間15分でした。
普段は2時間10分しか掛からないのに、かなり急いで配ったにもかかわらずやっぱり時間は掛かるのです。
そして…新聞屋の心血を注いで組まれた折込その他新聞本体は、あっさりと配り終えられるのです。
それはそれで結構儚いものです。
1997年12月29日
1997年12月30日
1997年12月31日
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