私的Cubの操作
マスターすれば立派なアクション新聞配達人?
(真似は困難ですから新聞配達に従事し独自に編み出して下さい。
新聞配達員がCubを操作すれば、それが新聞屋的操作です)
新聞配達時(ポストへ新聞を入れる時)の一連の行動。
(月曜日の折込がない薄い状態の新聞の時リアに積んだ新聞を抜きポストに入れる)
#ただ、かなり個人差がありますので多数ある中の一例と思って下さいまし。新聞屋的操作は、如何に迅速に新聞を配達できるかを個人で悩んだ末編み出されたもので、誰かのを見て覚えたというものではない(ハズ)ですから。
1)ごく普通の停止をして(降りずに)新聞をポストに入れる。
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走行中(左手は新聞を抜いて2つに折り(夕刊時は4つに折るらしい)、右手はアクセル操作)。
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減速(左手は新聞を入れる構え、右手はアクセル操作、左足は速度に合わせて減段、右足はブレーキを掛ける構え)
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停止直前(左手はポストに向かっている(もう突っ込んでいる場合もある)、右手はグリップを握っているだけ、左足は3速からニュートラル経由で1速にまで戻している(ポストに新聞を入れたら即発進できるようにする為)が、2速までしか入らなかった場合はシフトペダル後ろをつま先で減段、右足はブレーキを掛けている)
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停止(左手は新聞をポストに入れ終わっている、右手はアクセルをふかし発進の構え、左足は地面に着く、右足はブレーキを掛けている(ハズ))
2)ごく普通の新聞を入れた後の乗ったまま発進。
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新聞を入れたと思った時には既に発進している、と共に左手は新聞に手が掛かり抜いて折りたたむ準備に入っていたりする。
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1)に戻る。
3)停止して降りて新聞をポストに入れる。(スタンドを出す行為)
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減速(1)と同じ)
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停止直前(1)と同じだが、左足は減段の後すばやくスタンドを蹴り出している)
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停止・降車(スタンドはもう既に出ているから左に倒すように飛び降りてポストに向かう。左足をしっかり踏ん張って右足を抜く。ステアリングは左に切った状態に持っていく。たまに上手くスタンドが出ていないと派手に倒す事になりかねない)
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右側から降りる場合
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減速(1)と同じ)
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停止直前(3)左側から降りる場合と同じ)
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停止・降車(スタンドが出ているので左側に投げ捨てるように飛び降りる。その際、右足を車体に密着させて(エキパイ部分)それを軸にするように左足を抜く。ステアリングを左側に切っておき、乗車し易くする)
4)ポストに新聞を入れ終わりCubまで戻って乗って発進。
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乗車・発進(右足をステップに乗せると同時に右手はグリップを握りアクセルを開けている。体勢は完全ではない状態。追って左足はスタンドへ向かう)
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加速段階(発進直後(既に走行している)、左足はスタンドを蹴り戻してステップへ。左手は新聞へ伸びている(体勢を立て直し終わっている))
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右側から乗る場合
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乗車・発進(左足を素早くCubの左側地面につく。右足をステップに乗せる。右手でアクセルを開け発進、体勢を立て直しつつ左足はスタンドへ向かう)
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加速段階(4)左側から乗る場合と同じ)
1)〜4)までの行動でのポイントは
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スタンドの出し戻しは走行中
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ポスト間を最短距離で結ぶコース取り
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目標地点にぱっと止まる
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たらたら乗り降りしない
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体勢が完全でなくても発進・加速
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加速が少しでも必要と感じたら即減段
そんなところですかねぇ?
5)その時左手は(走行中新聞を抜き折りたたむ)
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リアに手をやる(新聞に手を掛ける)
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新聞の表面中心に親指を添え4指は裏に廻す(新聞を挟んで、親指は中指と薬指の間にある感じ)
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親指を芯にしながら人差し指+中指ペアと薬指+小指ペアで新聞を折りながら真横に引き抜く。
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親指を抜く
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標準(イメージ:横2つに折る)
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リアに手をやる(新聞に手を掛ける)
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新聞をそのまま折らずに半分まで抜く
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新聞A3の状態の横の辺の中心に基本と同じように指を掛ける(2で半分まで抜いたのは、指を中心にかけ易くする為)
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以降基本と同じ
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発展(イメージ:横2つに折ったものをさらに2つに折る)
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標準の4までは同じ(横2つに折った状態が出来上がっている)
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更にA4の大きさになった新聞の短い辺の方の中心に親指を添え、〜(以下基本と同じ)
とにかく一連の行動(走行中に新聞を抜き折る)をアクセル操作をし、周りの危険予測をし、目標に視点を合わせ、ポスト間が短ければブレーキ操作もし、更にスタンドまで出したりしながらすばやくやっていたりするので、一瞬時に行っている行動の数はかなりのものになりそうです。
で、私はもっと甘ちゃんだった頃転倒した事があるので走行中に新聞を抜くという行為はあまりしません。
とまあ、こんな感じになっている・・・はずなのだけれども、はっきり言って文章で説明できるような事では有りません。その上かなり段階を順繰り踏みながら行動しているように感じるかもしれませんが、無意識のうちに畳込むように一連の動作をやってしまいます。意識してやった事など殆ど無い。だからいざ文章で表現しようと思っても困難なんです。やはり、追跡でもして実際に目の当たりにするのが一番かも。
(する時はちゃんと許可を取って下さいね、嫌がられると思うから)
ああ、デジタルカメラがあればお見せ出来るかもしれないけれど…持っていないし。ま、そのうち。
私が勝手にやっている変な事。
フロントアップ
いわゆる普通のバイクと同じように、クラッチを切った状態で後方荷重ぎみにアクセルをふかして一気にクラッチをつなぐと同時にハンドルを引き上げる(手前に引く)とCUBでも十分フロントは上がります。ただ、クラッチが切れるというのがシフトペダルを踏み込んでいる時なので、手でクラッチを切っていてつなぐという感覚とは少々違い、最初は戸惑いますが慣れれば簡単に出来ます。
クラッチを切らなくても、1速でアクセルを開けた瞬間にハンドルを引き上げれば上がりますがね。
が、これを新聞を積んだ状態でやれば簡単なのですが(もう勝手に後方荷重になっていますから)、間違いなく新聞をばらまくことになります。捲くれて焦るし。もちろん配達には何の役にも立ちません。
なーんて思っていたら、積雪の配達ではエライ役に立ってしまったという…
狭い路地なんかに容赦無く入り込んでいく私、こんなことまでします。これも普通のバイクと同じ。ハンドルをフルロックさせて足ついて思いっきりねかせてアクセルをふかせば勝手に起き上がって回転できます。特に雨に濡れてチュルチュルの土の道とか、砂利が浮いたアスファルト何かでは容易です。
ただ、これも新聞を満載していると悲しいことになりますから、新聞が少ない時に多用します。が、苦情が出るから止めた方がいいといわれたので最近はやっていません。
Cubだって一端のギア付きバイク、押掛けだって出来てしまいます。しかし、これもシフトペダルを踏んでいる時だけクラッチが切れるという特性の為、結構容易ならざるものが有ります。
押掛けでは如何に勢いをつけるかが勝負です。もちろんイグニッションスイッチはONね。
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おばさんの自転車乗り(左足でクラッチを切りつつ右足で勢いをつけて飛び乗る)
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その反対(右足でクラッチを切りつつ左足で勢いをつけ、クラッチをつないだらそのまま押しまくる)
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跨ったまま(左足でクラッチを切りつつ右足で”漕ぐ”)
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坂を落ちる(跨ったまま、左足でクラッチを切って勢いがついたらつなぐだけ)
1〜3はニュートラルと1速の間でクラッチを切って勢いをつけますが、坂を落ちる場合は勢いが意外とつくので1速と2速の間でクラッチを切った方がいいです。エンジンブレーキが怖いから。
この押掛け、私は新聞を積んだままやったりします。間抜けなことに新聞を積んだ後に「エンジンが掛らない!」と嘆くことが多く、新聞をまた降ろして掛けて積むというのが面倒な為そのままやっちゃいます。ただ、一人でやるのは難しいので、もう一人が補助について押してもらって勢いをつけてクラッチをつないでエンジンを掛けます。
まあ滅多な事ではそういう事は有りませんが、エンジンが掛からないのは他の所に重大な問題がある時と心得ておきましょう(軽いところでガスが入っていない、ガスが水だった、プラグがかぶっていただけとかね)。
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