3/31〜4/1 ひみつ基地ナイトラン大会
 この日は、都内でも雪がちらつく非常に寒い4月が明日にせまるとはとても思えない日でした。しかもニュースじゃ、桜が咲いてから雪が降るのは25年ぶりとかなんとか言っている。これじゃ積もってるかもしれない、とかの問題では無く、まずお店にたどり着けるかが心配だ。
 やる気をなくし、いつお店に行かないとメールを書こうか時期を伺っていると、5時30分頃外は晴れている。急にやる気が出てきて、準備を始めました。相方は電装に不安があるらしく(それでも自分と全く同じ装備なんだけど)、今回は辞退。そんな旦那に付き合っていると、自分の腕はいっこうに上がりません。しかも、ナイトランをやっているだろう時間に悶々と過ごしそうなので、それだけはいやだ!と、うちを出ました。寒いし、汚れ対策として合羽を着たので、行く途中はあったかかった。しかし、途中で雪がちらつき始めた時は、ヤラレタ!と嘆きました。

 店に到着すると、あんまりいないと思われたのに、結構人がいるではないですか。やっぱりいるのね、やるんですね。なんだかこのあたりからテンションが上がる感じ。
 出発して、河川敷きを走り、アタックポイントみたいなところにやってきました。ひっかかったりしている人を見ながら、どんどんやりたくなってゆく自分がいます。やってみたい。そう思う自分が。どうかしちゃったんでしょうか。
 ずんずん走ってこないだのラリーのSS-3の最後に見た坂に突入。好太郎君が下ではまっているのを見つつ、エスケープルートもある。でも、やっぱこの坂でしょ!と思う自分がいる。さてとっとと始めましょうか、下って登ってあららら!やっぱりここでつまっちゃうのね。こないだと同じようなところで体勢を崩し、フロント荷重になれず、失速してしまいました。助けられて上にあがり、人のやってるのを見つつ、も一回やりたくなってる自分がいました。次やったら上手く行くかも。と。
 次はSS-3を逆走。相変わらず轍がすんごい事になっていて、上手く進めません。下りでのブレーキの使い方が悪いので(フロントを思いっきり握ってしまうようです)転けてしまいます。おこそうにも出来ず、人がきたら轢かれるなと思いつつ、人を待ち、バイクの音が聞こえるとホーンを鳴らし、助けて頂きました。もう転けてばっか。バイクを操るつーか、乗せてもらってる。バイクが勝手にいくんではなく、自分が勝手な扱いをしている。そんな気がいたしました。
 
 さ、次に進みましょ。今度はやっぱりSS-4に突入。どきどき感は、秒読みもなかったせいかあんまりありませんでした。少しは慣れてきたのかも知れません。気付くとコースに入っていって、また気付くと転けてて、バイクを落としてもらって、ロープで助けてもらって進みます。いやほんと、雪で白いし滑るし。倒れたバイクを起こす、その人間が滑るし、大変でございました。
 折角登りきったのに、その下りで転けてたり。恥ずかしい限りでした。
 休憩すると、メットには霜が降りて、飲み物はしゃりしゃりした感触があるのに、そんな寒さなのに、体からは湯気がたち、熱い。

ただの暴走族ですな。
 前回よりは、転けなかったかな。やっと終わって今度はSS-5。砂浜を走る!今日は濡れてたせいか、とっても走りやすかったです。そんで登って降りる。もっかい行こうか、と思っている自分にまたびっくり。でも転けて助けてもらうのもなんなので、今日は出来たと言ういい記憶で終わらせておきます。
 
 さて、帰り道。相変わらずぐじゃぐじゃの轍。ここで終わりか、寂しいなーなんて思っていると、前と違う方向に向かっているよな気が。
 すると、ちょっと深めのでっかい水たまり越え。その手前の下りもなかなかきます。ずぶずぶに濡れながら、どろどろになって進むと、今度はやぶこぎルートって、ルートもなにも
道ないじゃん!
 変な根っこみたいのに引っ掛かりつつも、ヘッドライトが付かなく(LOWのみ)なるも、だんだん町の光が見えてきて、なんとかゴルフ場に到着し、6号に復帰いたしました。

 なにがつらいって、走ってる間は熱かったけど、舗装路飛ばすと今度は寒い寒い。それでもMAXコーヒー飲んであったまって、ミラーと、ヘッドライトを復活させ(ただギボシが抜けてただけ)、帰り着いたのが2時45分。うちに帰ると相方が電装の工作やって、起きていました。家に明かりがあると、なんだか嬉しい。
そして、また興奮して寝られないのでした。

 これで、少しは経験値があがったかなー?


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