強引と言われようが、なんと言われようが、こっちは1ヶ月配達してるから、
まず、初めて集金に回る場合は、順路通りせめていきます。奨学生なら、夕刊後に集中するでしょう。専業なら、昼に始められるでしょう。そうしたら、特に居ない家の、いなかった時間をなんとなく覚えておきます。初めてでは無い場合は、これから書いていく手段を覚えておき、大体時間帯によって回る場所を変えたり、インタ−ホンを鳴らして出てくるまで、無駄に待たずに、どんどんせめていけるでしょう。いない時間を覚えていれば、時間短縮になるのです。自分の場合は、初集で袋と冊子を絶対配るので、順路通り回りますが、いない家は、1回でとりあえずやめて、袋と冊子を入れて帰ってしまいます。たまにいる時もあるから、それなりに普通にしておきましょう。(何を?)慣れてくれば初集をピンポイントで回って、回収率も上がるでしょう。しかし、いないものはいないのです。さっさとあきらめて、とりあえず初集、1周を心掛けましょう。
本来、初集をしてしまうとそれで満足してしまいがちですが、例え1回りしていなくとも、2回目を回ると意外にいたりします。これは、次の項目にもあてはまることなのですが、結構重要だと思います。何故か?それは、1回り目で入れた冊子や袋が抜かれているだけで、帰ってきた形跡ができるのです。そうしたら、しめたもの、ほぼ9割はいるでしょう。呼び鈴を連呼しましょう。『なんか変化があれば行ってくる』というのは集金の鉄則ではないでしょうか。しかしその変化も、最初を知らなければ、解りません。初集後ならば、それも可能になってきます。普段でも可能なのは、夕刊後なら夕刊が抜けているとか、明かりがついたとか、門が動いている、洗濯物がしまってある、とかいろいろとありますが、昼は全く解りません。ふとんを干しているうちは絶対帰ってくるとかそういう所でしか判断できないのです。その為にも、初集一回りの時に様子を知っておくと強いでしょう。しかも配達なんかしちゃってると次の日の、朝刊も抜けてるかどうかのチェックをおこたってはならないのです。それによって、夜帰る人かどうかがよく解るのです。まあ夕刊の抜け具合を見るのもよいでしょう。
時間を変えて行くというのわは、さっきも書きましたが、とても重要です。夕方でも、6時に行った時にいなくとも、8時には帰ってきている事もあります。逆に、8時にいなかった人が、6時にはいる事もあります。また、奨学生はきついと思いますが、昼いなかったとこは、夜に行き、夜いなかったとこは昼に行くと、かなり取れることがあります。もう、ありとあらゆる時間帯に行く事が、重要になってきます。その為にも、お客さんを覚えると言う事がとても大切です。自分がいつ行ったかとかを覚えて置くと、やりやすいでしょう。
日曜日、これは集金の山場といってもよいでしょう。まず、普通の人は仕事がありませんので、いつもより家にいる可能性が高いです。しかし、それに甘えて適当に行けばいいという訳でもありません。まずは、朝起きていそうな時間に行きます。大体常識からすると、9時前後がよろしいようです。新聞が抜けてれば、即、呼び鈴を鳴らしましょう。抜けてなくとも、明らかにいる形跡があればいいでしょう。例えば、テレビの音、洗濯物、ふとん、音が重要ポイントです。しかし、一般人にはまだ朝早いということを肝に命じておきます。なので、初めから「朝早くすみません」と言ってしまいましょう。起きていない、自分のやる気がなかった時などは、昼12時前に必ず行きましょう。そうしないと、御飯を食べに行ったり、ちょっと出かける人などがいて、いなくなってしまいます。朝にいなかった人は、サラリーマン1人の家なら、ゴルフの可能性が高いので、夜にかけましょう。さあ次は、出来るならば、15時がよいでしょう、しかしここでいなければ、夜に持ち越しになります。夕方18時頃になると、ちょっとした外出から帰って来ている可能性が高いです。とにかく行きましょう。後は、20時すぎ。ここでいなければあきらめます。
さて、ここまでやってもいないとなると、そうとう手強い相手と言う事になります。ここまでやっていなければ、もうとりあえず全ての時間を攻めるしかなくなります。初めての場合は、後で挙げる方法を取るしかないと思われますが、万が一それでもだめなら、朝早くとか、夜遅くを攻めるしかありません。
お客さんがいない場合のオーソドックスなやりかたです。大抵の人は、冊子や袋で来た事を察してくれているはずです。どうしても会えない、払いたいけどどうしよう?と思っている人には効果的です。『何月何日、何時集金に伺いました。何月分何円の集金です。しかし、お会いできなかったようなので、御都合のよい日付時間を、下記に書いてドアに貼っておくか、お電話を下さい。』というようなことが書いてある、はり紙が店にあれば、使います。ないときはこんなような事を、メモに書いて、ポストに入れます。そうすると、朝刊か夕刊の時にポストに貼ってあったりします。その、時刻をたよりに伺います。
さあ、こんだけやってもつかまらない人にはこの手が一番です。まず、夕刊が夜遅くまで抜けないが、朝刊の時になると、なくなっている人などが対象です。自分はよく使います。家の前で、ず〜〜〜っと待ってるだかなんですが、集金鞄をなるべく目立つようにして、新聞屋です!という感じにしておかないと、怪しまれます。最近だと、ストーカー扱いされてしまうので、気を付けましょう。そんで、マンガを読むのもよし、お菓子をたべるのもよし。近くに公園なんかあればバッチリです。初めての家にはあんまりやりすぎるとなんなんで、近くに居れる場所を見つけて、10分おきとか決めて見に行きます。相手が、自分は新聞屋と会えないなあと思っているような人には好都合です。あとはお客さんに慣れてもらいましょう。でもさすがに朝刊もあるので、無理せず適当な所で引き上げるのが賢明でしょう。だって、朝まで帰ってこない人もいるし、タク送の人だっているはずだから。
あと、面倒臭がりやにお勧めなのはこれ。104で調べるとか、証券の情報から拾ってくるとかして、つきとめたら、あとは四六時中かけ捲りましょう。留守電に入れたり、FAXを流すのも手です。どうしても、番号が解らなければ、なんとか会えた時にこっちから聞いてやりましょう。そうすれば、次から楽になります。これも、お客さんを見ながら慎重にやる事が必要です。
ここまでやってダメな時は、案外考え過ぎだったりするので、もう一回初めにもどった気分で、当たり前の時間にいたりする時もあるので、もう一度試すかなんかします。ヤバい手段としては、わざと不着して、電話かかって来たところで集金してしまいましょう。しかし、こまめにいってもどうしてもいない時は、お店の誰かに相談しましょう。これだけやればいない方がおかしいのだ!とりあえずこんなとこです。
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