飲んだくれた町 
昔、配達が終わったら、飲んでばかりいた頃のお話 
その頃は夕刊が終わると、立ち飲み屋で夕飯を食うと、そのままお客のおやじ達と 
一緒に飲んだくれていました。いいママさんでした。そのころの配達の話し。 
ぼちぼち書いて行こうと思います。 

台風の後 
ものすごい台風がやってきた年がありました。雨がものすごく、前の日の夕刊から大変な事になっていましたが、次の日まだ、風だけは吹いていて、雨はなんとか止んでくれました。前の日にすでに湖と化していたマンションに行ってみると、おお!どうやらエレベーターが浸水した模様。使用不可能のはり紙を恨むように眺めながら、少しの間迷い(集合ポストか?どうする?14階までがんばるか?)、迷った後重い足を上げ、階段を登り始めました。いつもと逆に配るのがなんか変でしたが、相当時間がかかり、散々新聞を読む事ができました。 
しかし、努力が報われました!それは集金の時、お客さんに「上までどうやってきたの?」(そりゃ〜階段以外ないじゃん!とおもいながら)と、びっくりされながらも、妙にありがたがられた時です。いや、よかったよかった。 

名古屋弁の恥ずかしい話 
 雨の日に朝刊の配達をしとったら(土砂降りだったみたゃあな気がする)、警備員のおっちゃんに「えりゃあねえ」と言われてまったがなも。。ほんだったってって、なんでだか、よー知らんが、てみゃあは「はい、どえりゃあえりゃあです」と答えてしみゃあました。 
 察しのええお方はここで解ってまうと思おるぎゃあが、てみゃあは名古屋出身でよぉ、名古屋弁も喋りゃあす。でよぉ、名古屋弁で『えりゃあ』=『疲れた』なんだぎゃあ、ほんだったってっててみゃあの脳赤みそでよぉ、上の出来事を訳すと、おっちゃんが「疲れるねえ?」と聞いてきたと思ったもんだで「はい、どえりゃあ疲れてまったがなも。」と答えたとこく訳だに。 
 てみゃあの事を人にわざわざ、「疲れた〜!」な〜んてこいてる事自体とろくっさゃあんだぎゃあが、そん時ゃはこいてまったんだにゃあきゃあえぇ。ありゃがったりみゃあてみゃあの言葉を聞いたおっちゃんは変な顔してました。てみゃあはその顔を見がてら「なんで変な顔してるんちゅうこったろー」と思っておったぎゃあが 
ちいと先に行くまでその事には気付きやぁせんだったでかんわ。もちろん店で喋ったら 大受けでした。 
  
 ちなみに上の文章を標準語?に訳しますと、 
 雨の日に朝刊の配達をしていたら(土砂降りだったような気がする)、警備員のおっちゃんに「えらいねえ」と言われました。そこで、なぜか、自分は「はい、とてもえらいです」と答えてしまいました。 
 察しのいいお方はここで解ってしまうと思いますが、自分は名古屋出身で、名古屋弁も喋ります。で、名古屋弁で『えらい』=『疲れた』なのです、そこで自分の脳味噌で、上の出来事を訳すと、おっちゃんが「疲れるねえ?」と聞いてきたと思ったので「はい、とても疲れました」と答えたと言う訳です。 
 自分の事を人にわざわざ、「疲れた〜!」な〜んて言ってる事自体おかしいのですが、その時は言ってしまったんですねえぇ。当然自分の言葉を聞いたおっちゃんは変な顔してました。自分はその顔を見ながら「なんで変な顔してるんだろう」と思っていましたが、少し先に行くまでその事には気付きませんでした。もちろん店で喋ったら大受けでした。 

                                名古屋弁変換ページ:だもんで信長
  
眠りながらの配達 
 そにころはよく、眠りながら配達してました。自転車すら、眠りながらこいで、植え込みに突っ込んだりしていました。しかしなぜか不着もなく、配れてしまうんですよね。 

エレベーターの中 
 まず、中で新聞を抱えたまま座って寝てしまう。これは気持ちが良い。が、何往復もしてしまい、住民や、他の新聞配達人に出会ってしまって大恥をかいたこともしばしば。時には横になってしまっている時もありました。 
 あと、酔っ払いが寝てる時。まあ、自分もこうなんだろうけどやっぱり、大男だったりすると恐ろしいですね。しかも酒臭いし。たまに口からの嘔吐物の上で寝てしまっている悲惨な人もいました。 


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